味噌作りは意外と簡単。そして美味しい。
味噌を作るようになったきっかけ。
タイに住むようになって苦労するのが食べ物です。
たまのタイ料理は良くても、
毎日は慣れ親しんだ物が食べたいです。
日本食材もあまりなくて、
味噌を買うならタイの会社の製品か輸入物がスーパーにあります。
日本のスーパーの味噌売り場って楽しい。
初めての店て味噌を買う時は棚に並んでいる味噌のパッケージをしっかり読んで
何が入っているか、産地はどこか見て買っていました。
九州で主流なのは九州田舎味噌です。
黄土色の少し甘めの味噌。
ああ、豆腐と揚げとわかめの味噌汁が食べたい。
タイの会社の味噌も黄土色の少し甘めの味噌。
しばらくは、その味噌を使っていました。
ある時誘われて味噌作りのワークショップに参加したのですが、
味噌作りも簡単だし楽しくて、
半年後に出来上がった味噌が
ものすごく美味しくて驚きました。
味噌汁にしても美味しい。
それ以降、自分で味噌を作るようになりました。
味噌の作り方
このレシピの味噌は甘味はあまりません。
塩が多すぎとも思いません。
いちばん普通のレシピのようです。
材料
大豆1kg
天然塩1kg【400gは味噌の中に入れる600gは重し】
麹1kg
- 大豆を洗い、たっぷりの水に半日以上漬ける。
- たっぷりの水で煮る。指で潰れる程度。普通の鍋だと3-4時間。圧力鍋だと早い。
- 塩切りをする。麹を塩をてで合わせてもみ、塩切りをする。
- 豆が茹で上がったら大豆と茹で汁に分ける。豆が熱いうちに潰す。固かったら茹で汁を足す。
- 保存容器を消毒する。熱湯をかけたり、アルコールで拭いたり。
- 潰した大豆と塩切りを混ぜ合わせる。大きい団子を作る。
- 容器にたたきつけていく。
- 空気が入らないように、押したりして隙間なく詰める。
- カビ防止に塩を軽く表面にまいて、サランラップで隙間なく表面を覆う。その上に残りの塩をひきつめる。蓋をして冷暗所で保存する。
天地返し【途中で味噌を混ぜる作業】は少量なのでしなくても大丈夫です。
毎日1杯の味噌汁半年分くらいの量です。
麹は光に当てない方が良いので容器によっては黒い袋をかぶせると良いと思います。
味噌は一年くらい寝かすと、とても美味しくなります
約半年で食べられますが、前回は1年くらい寝かせてみました。
ものすごく美味しいです!
色が茶色になってコクとうま味がましています!
実は娘は味噌汁が嫌いです。
茶色いのが嫌で、食わず嫌い。
今回は娘にも手伝ってもらい、途中で試食をさせたら
「みそ、おいしい」だそう。
これから色が変化していくのを
たまに見せながら楽しんで
出来上がった味噌を食べてくれたら、よいなあと思っています。