インド哲学の講座での教え。この世は自分の思う通りであるという事。
インド哲学の講座での教え。この世は自分の思う通りであるという事。
インドのリシケシが好きで時間を作っては滞在していました。
10年前から5年前くらいの事で
行ったのは4回。
滞在期間は合計で1年くらいです。
リシケシは法律で肉、魚、アルコールは禁止されていて、
穏やかで治安の良い場所です。
インド人もここは特別の場所と言って
他のインドの地と違うように言っていました。
リシケシでは主に哲学とアサナを学んでいました。
でも、哲学はとても難しくて10パーセントくらいしか理解出来ていませんでした。
インド哲学の講座の中で理解しやすかった教え
そんな中で一番好きで納得していたのが
暗闇に落ちているロープを蛇と思う
すべての原因は自分が作り出している。
という事です。
ただのロープが暗闇の中に落ちているだけなのに
蛇と思って驚いたり、怖がったりしてしまう。
心が勝手に事実と違う物事を作ってしまうという事です。
この勉強をした時に
自分に当てはまり、自分の無知が不幸につながっていた事を知りました。
日常生活でも良くある事だと思います。
別に誰も自分の事なんか考えてないのに
自分自身で悪く考えてしまう。
もう過ぎ去った過去の事。
誰も、もう気にしてないのに
自分は忘れられずに妄想のなかで辛い思いをしている。
物事をただありのままの事実としてとらえる事が出来ずに
自分で悪く想像して物語を作ってしまう。
インド哲学の講座で気付けた。強い負のパワーにも負けない。
私は気づきました。
悲しく辛い事は
自分自身が原因だという事を。
自分の身体、環境、運命、
生まれ持った物や周りが作ったように思える事でも
実は自分が決めて作っている。
すべては自分が決めた事が物質化している。
将来はこうする！
と決めたら決めた通りになる。
本気でそう思えたら絶対そうなる。
哲学の勉強で気づけました。
自分の思い通りにならないのは
100％そう思いきれてないから。
だって負のパワーってすごい
少しでもその思いが残っていたら
どうしてもそっちに行ってしまいます。
マイナスの思考はプラスの思考の9倍の力を持っていると教わりました。
9倍という数字に？？でしたが
マイナス思考が強い力を持っているのは確かに感じます。
トラウマなどそうですし、
私もずっと忘れられない辛い思い出があります。
4歳の時の事もあります。
楽しかった思い出より
辛い思い出の方が忘れられない。
人の脳ってそう出来ているそうです。
私も辛い思い出が出てくると
自分で自分に言い聞かせて忘れようとしたり
またあの思い出が出てきたかと感じたりします。
でもそんな時は心で心を制しようとするより
心を身体で制する方が楽で効果があるように思えます。
例えばヨガをしたり、ジョギングをしたり身体を動かす事で前向きになれます。
ヨガのポーズでは
胸を開くポーズが効果的です。
腕を上げて状態を後ろにそらすとか。
インド哲学の講座の教えで運命を良くする
そういえば
最近は辛い事があっても
あまりダメージを受けてないように思えます。
昔は落ち込んでばかりでした。。
鬱にもなってしまった事もあります。
忙しくて考えている暇がないのも良いのでしょうか？
失恋した人がその後3か月間
仕事を寝る暇もないほど頑張ったら
失恋の悲しみなど、すっかり忘れてしまったそうです。
辛く悲しい事があったら
深く考えて追わない。
自分で悪く考えてしまって
余計に辛くなるので。
考えない為に、
運動をしたり、仕事をしたり何かする。
身体を動かして発散したり忙しくする。
私は、ほんの数人
マインドが強く、素晴らしくて
マインドが身体を引っ張って行っている人を知っています。
毎日瞑想を実践している人だったり、
一見普通のなぜマインドが強いのか分からない人もいます。
外から見て分からなくても本人は陰ですごい努力をしているのでしょう。
でもほとんどの人はそうはいかない。
私も含めて。
マインドが身体を引っ張っていく事は簡単な事ではない。
だから身体からマインドに働きかける事を行っています。
アサナや呼吸法は身体を整え健康を保つとともに
浄化作用に優れています。
まず余計な物を捨てる事が出来ます。
身体の余計な物を老廃物として捨てていくと、
心の余計な物、悲しみ、怒りなどの悪想念
も捨てられて行きます。
そして出来るだけ、単純でクリアな自分になっていく。
そうなれると暗闇に落ちているロープを見ても蛇と
勘違いする事もなくなって行くでしょう。
自分で自分の運命を良くする事は可能だと思っています。
数年後、やはりそうだったと言えるように
日々実践中です。
